こんにちは、こひまめです。
みなさん、LINEのNFTをご存知でしょうか?
一般的にはイーサリアム上のNFTですが、今LINE NFTが注目されています。
先日販売された「CNP Toys」では第1段1111体、第2段2222体が即完売し、購入できない人が続出しました。
1個2000円で販売されましたが、現在では最低価格7500円となっています。
本記事では今年間違いなく盛り上がるLINE NFTについて、ご紹介いたします!
本記事のポイント
・LINE NFTとは?
・LINE NFTが注目される理由
・LINE NFTのメリット・デメリット
LINE NFTとは?
一般的なNFTがイーサリアムチェーン上で作られ売買されるのに対し、
LINE NFTはLINEブロックチェーン上で作成・売買されるNFTのことです。
NFTとは、Non-Fungible-Tokenの略で、イラストや音楽などのデジタルコンテンツが区別可能かつ独自の所有権を持つようにするためのトークンです。
ブロックチェーンという技術によって実現されています。
LINE NFTは2021年6月にサービスが開始され着実にユーザー数が増えています。
イーサリアムとLINEではブロックチェーンが異なるため、LINE⇨イーサリアムへ転送などはできません。
LINE NFTが注目される3つの理由
LINE NFTが注目される3つの理由を説明します。
①LINEユーザーの約9400万人にリーチできる
LINEの国内のアクティブユーザー数は約9400万人です。
YouTubeが6900万人、Twitterが4500万人のため、国内トップのユーザー数を誇ります。
現在(23年4月現在)NFTを触っている国内ユーザーは2万人に満たないと言われていますので、約400倍のユーザ数です。
仮にLINEを使っている1%の人がNFTを保有すれば、NFT人口が94万人が増えることになります。
LINE NFTからNFTを所有するユーザーが増えることが国内NFT市場拡大の鍵と言っても過言では無いでしょう。
②イーサリアムNFTで活躍するプロジェクトが参戦している
イーサリアムNFTで人気を博しているプロジェクトが次々LINE NFTに進出してきています。
その1.Crypto Ninja Partners(通称:CNP)
初めに紹介するのは国内最大のプロジェクト(CNP)です。
CNPは忍者をテーマに展開するキャラクターブランド「CryptoNinja」の二次創作コレクションで、
2022年5月にイーサリアム上で発売されました。
格安で販売されましたが、執筆現在(23年4月)最低価格は1.06ETH(約30万円)です!
そんなCNPがLINE NFTに力を入れており、
現時点で2つのプロジェクトが販売されています。
・CNP Toys
CNPのLINE NFTプロジェクト1作目です。
第1段1111体、第2段2222体が即完売。2次流通でも盛んに売買されています。
1個2000円で販売されましたが、現在では最低価格7500円(約4倍)になっています。
クオリティが高く写真と見間違いました😅
またCNPtoysでは3回に渡りフリーミントを実施し、話題になりました。
合計66666体がフリーミントされましたが、いずれも即完売。
第1回:3/31 22222体 48時間で完売
第2回:4/8 22222体 7時間で完売
第3回:4/15 22222体 2時間で完売
現時点で、無料で配られたNFTが約1000円で取引されています。
少し高いお昼ご飯が食べれますね!
ゲットする方法もかなり簡単なので是非この機会にチャレンジしてみてください。
みちさんがTwitterでわかりやすくまとめてくれています!
・CNP Villains
可愛いCNPたちが悪になりました。リーリーもミタマもオロチも悪い。。!
第1弾が3/22に2222体販売され、即完売。2000円→7000円になっています!(4/15現在)
まだ持っていない方も誰でもチャンスがあります。
第2弾が4/28(金) 12時から販売されます!
LINE NFTの買い方は別途解説記事を書きます。
その2.Azuki
世界的に大人気プロジェクト「Azuki」
最低価格は15.73ETH(約440万円)
高すぎて手が出ません💦
そんなAzukiから派生したプロジェクト「BEANZ」とLINEが提携することが先日発表されました。
今後の展開が楽しみですね。
大手プロジェクトが続々LINE NFTに入ってきています。今年LINE NFTが大盛り上がりすること間違いなしです!
③web3.0ゲームも参入してきている
3つ目の理由がweb3.0ゲームが参入してきていることです。
web3.0ゲームの定義は曖昧ですが、一般的にはブロックチェーンを使ったゲームという認知されています。
web3.0ゲームと聞いて少し噛んだことがある人は、遊んで稼げるplay to earnで話題となったAxie Infinityを思い出すでしょう。
一次大ブームになりましたが、参入障壁が高く(初期費用が高く、初心者に難しい)、
報酬通貨も暴落してしまい稼げないゲームとなりユーザー数が激減しました。
ゲームとしては普通に面白かったな〜
他にもweb3.0ゲームは出ていますが、市場規模が小さく多くの人が認知していないのが現状です。
そんな中で満を辞してLINEブロックチェーンに参入してきたのが、日本を誇るゲーム企業「スクウェアエニックス」。
スクウェアエニックスと言えば、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどで超有名ですね。
発表されたweb3.0ゲームが資産性ミリオンアーサーです。
■「『資産性ミリオンアーサー』について
『資産性ミリオンアーサー』は、NFTの特性である「ブロックチェーン上に記録される保有情報とその証明性」に着目したNFTデジタルシールで、
これまでにシリーズ累計販売12万枚以上売れています。
好みのカスタマイズを経てシールを完成させる「プレス」という工程や、オンラインのシールホルダーに貼ったNFTデジタルシールに「OMJ(おまんじゅう)」というポイントを貯めることでイベント等を楽しむことができるという、デジタルならではの仕組みなどを盛り込んだデジタルコレクティブアイテムです。
また、4/20(金)にはついにゲームもリリースされました。
遊び方については下記をご覧ください。
LINE NFTのメリット・デメリット
これまではLINE NFTがこれから期待される3つの理由を説明しましたが、ここからはLINE NFTのメリットやデメリットを説明します。
LINE NFTのメリット
LINE NFTのメリットを3つ紹介します。
- 日本円で取引が可能(暗号資産不要)
- ガス代がかからない
- 盗難リスクがほぼ無い
メリット①日本円で取引が可能(暗号資産不要)
一番大きいメリットがこれでしょう。
今までのNFTは主にイーサリアムチェーンでした。
イーサリアムNFTを買うためには、暗号資産口座を開設して、メタマスクを作って、イーサリアムを買って、、、と初心者が購入するには難しかったと思います。
(参考)イーサリアムNFTの買い方は下記記事で紹介しています。
一方で、LINE NFTは暗号資産を買わなくてもLINE PAYで購入ができます。
初心者の方でも簡単に手を出せることが最大のメリットと考えます。
メリット②ガス代がかからない
NFTを触っている人は嬉しいのではないでしょう?
ブロックチェーンでは取引をする際にガス代という手数料が発生します。イーサリアムでは1回の取引で500円〜1000円(高い時は数千円かかることもあります)。
しかしLINE NFTではガス代は発生しません。
これはイーサリアムがバブリックチェーンというものに対し、LINE NFTはプライベートチェーンが使われているためです。
豆知識
パブリックチェーン
・誰でも参加することができるオープンなブロックチェーン。誰でもトランザクションを送信したり、マイニングを行ったりすることができる。
・分散型の特性を持ち、ブロックチェーン上のトランザクションはネットワーク上の全てのノードによって検証される。
・トランザクションの処理に必要なガス代を支払うことが必要であり、トランザクションの複雑さやブロックチェーン上の混雑状況によって手数料が変動
プライベートチェーン
・参加者が限定されており、一定の承認プロセスを経て参加する必要がある。
・一部のノードが承認プロセスを経てトランザクションを検証し、ブロックを生成するためより中央集権化された構造となります。
・トランザクションの処理に必要な手数料が異なる場合がある。例えばLINEブロックチェーンでは、買うときに手数料はかかりませんが、売るときに一定の手数料が発生する。
メリット③盗難リスクがほぼない
イーサリアムNFTでは、NFTが盗難されたというニュースをよく聞きます。
イーサリアムはパブリックチェーンなので、偽サイトなどに繋がり偽の取引をしてしまうことでNFTが抜かれることがあります。
ウォレットや偽サイトも誰でも簡単に作れてしまうが故に、初心者を狙ったスキャムが無数に存在しているのが実情です。
一方、LINE NFTはLINE登録する際に本人認証されます。
web3.0やブロックチェーンの概念である分散性とはかけ離れていますが、LINEに管理されているため盗難されるリスクはほぼ無いと考えて問題ないでしょう。
LINE NFTのデメリット
デメリットを2つ紹介します。
- 日本に限定されたサービスであること
- プラットフォームの成熟度
デメリット①日本に限定されたサービスであること
LINE NFTは、現時点では日本国内のユーザーにしか提供されておらず、海外のユーザーがアクセスすることができません。
先ほど紹介したAzukiは、海外では非常に高い人気を誇りますが、日本での認知は少ないです。
今後世界的に事業を拡大していくためにはボトルネックになると考えます。
ただLINEブロックチェーンは今後プライベートチェーン⇨パブリックチェーンに移行することが発表されていますので、今後は日本以外の人も使えるプラットフォームになるかもしれません。
デメリット②プラットフォームの成熟度
LINE NFTは、まだ比較的新しいプラットフォームであり、他の主要なNFTプラットフォームと比較して機能が限定的であることがあります。
実際にOpenseaを使っていた人は感じた人も多いのでは無いでしょうか?
個人的には1日のトータル流通量や取引履歴などが見えるようになると、購入するNFTの選定にも役立つので欲しい機能です。
今後の改善に期待ですね!
以上、LINE NFTが期待される理由とメリット・デメリットを説明しました。
LINE NFTから国内NFT産業がさらに盛り上がることを期待してます!